01.10【小林弘幸先生】頚肩腕症候群を科学する〜局所も診て、つながりも診る評価と治療戦略〜(LIVEセミナー/ZOOM)
2026年1月13日(火) 17:00 – 2026年1月19日(月) 23:59
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商品説明
頚肩腕症候群は、神経根症・胸郭出口症候群・末梢神経障害などを含む広い概念であり、頚部から肩・上腕・前腕・手指にかけての痛みやしびれを呈する患者に多くみられます。整形外科・リハビリテーション領域では頻度が高く、肩関節疾患として対応していたにもかかわらず、関節可動域は改善しているのに症状だけが残存するケースも少なくありません。
その背景には、局所的な病態だけでなく、以下のような複合的要因が関与します。
・姿勢や運動パターンの影響
・神経走行に沿った滑走障害
・斜角筋・小胸筋・鎖骨下筋・肩甲背部などの軟部組織による緊張や圧迫
・体幹・胸郭・肩甲帯と上肢の運動連鎖の破綻
さらに、頚椎疾患においては、高位診断やリスク管理の観点からも超音波(エコー)の活用が重要です。エコーにより神経・筋・血管などの軟部組織をリアルタイムで観察でき、原因組織の特定や治療ターゲットの精度を高めることが可能となります。徒手療法の介入ポイントの確認、滑走不全や圧迫部位の可視化、治療効果の即時把握にも有用です。また、エコー所見は運動療法の達成度や方向性を判断する指標にもなり、評価→治療→再評価を一連の流れとして繋ぐツールとなります。
本セミナーでは、以下の観点から実践的に整理します:
● 頚肩腕症候群の病態理解と分類
● 臨床における評価方法
● 関連する神経・筋・軟部組織の解剖
● エコー解剖と局所評価・治療への応用
● 手技介入から運動療法への展開
● 評価結果に基づく治療戦略
頚肩腕症候群のように症状の実態が掴みにくい病態に対しては、評価を定型化し、治療へスムーズにつなげる臨床思考が不可欠です。本セミナーでは、全身的介入と局所的介入の双方を重視し、身体評価を軸に「どのように治療へ展開するか」を明確にします。評価と治療戦略のアップデートに直結する実践的な内容を提供します。
シルバー・ゴールド会員:無料(要申込)
2012.3:文京学院大学保健医療技術学部理学療法学科卒業
2012.4:IMS(イムス)グループ医療法人社団明芳会 新葛飾病院
2017.3:文京学院大学大学院保健医療科学研究科保健医療科学専攻修了
2017.4:医療法人社団靭生会 メディカルプラザ市川駅
社会福祉法人仁生社 江戸川病院スポーツリハビリテーション(非常勤)
2021.8:医療法人社団靭生会 メディカルベース新小岩
【論文・著書】
理学療法超音波学 vol.1 -運動器理学療法の可視化に挑戦-. P40-53, 運動と医学の出版社, 2024
Effects of upper thoracic shape and thoracic deviation on scapular movement. 東京医科大学雑誌 = The Journal of Tokyo Medical University 79(1), 107, 2021-01-30
肩関節周囲のスポーツ外傷・障害に対する超音波を用いたアプローチ. 臨床スポーツ医学 The Journal of Clinical Sports Medicine. 38(11). 1180-1184. 2021
人工股関節置換術後の軟部組織への考慮-人工股関節-. 理学療法ジャーナル, 56(7), 798-806, 2022-07
肩関節のスポーツ障害に対するエコーを活用したリハビリテーション. 医師とセラピストをつなぐスポーツエコー活用. Monthly Book Orthopaedics. 37(5), P47-59, 2024増大号
その他多数
【活動】
C-I Baseball スタッフ(2020~)
東京オリンピック野球選手用医療スタッフ(2021)
その他野球現場での実績あり
株式会社encounter小林弘幸先生
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