03.27【中村尚人先生】臨床における脚長差とバランス機能を考える〜臨床での捉え方と実践のための考え〜(リピート配信)
商品説明
2025年11月15日に開催したLIVEセミナーの録画を配信します。
「脚長差」──わずかなミリが、姿勢を崩す。
あなたの患者は、無意識のうちに「傾いた身体」で生活していませんか?
臨床では腰痛・膝痛・股関節痛など、多くの症状の背景に“脚長差”が潜んでいます。
しかし、その評価と修正の方法を正しく理解しているセラピストは意外に少ないのが現状です。
中村尚人先生は、長年の臨床と研究から、「脚長差 × バランス機能 × 骨盤・体幹制御」を一体的に捉える評価法と修正アプローチを体系化。
本講義では、その思考と手技・実技を“リアルに体感”しながら学べる貴重な機会を提供します。
本セミナーで学べること
1. 脚長差の本質を理解する ― 構造的 vs 機能的の見極め
骨格そのものの長さに由来する“器質的脚長差(S-LLD)”
股関節・骨盤・膝・足部のアライメント不良による“機能的脚長差(F-LLD)”
5mmの差が腰部側弯や歩行非対称を引き起こすメカニズム
2. 骨盤と下肢を繋ぐ“全身評価”を体得する
頭部から足部までの連鎖を捉える静的・動的アライメント評価
骨盤傾斜・回旋・前捻角・足アーチなどの統合的チェックポイント
機能的脚長差を生む筋バランスと姿勢パターンの分析法
スライド中の実技写真では、立位評価→補高→再評価の一連の流れが丁寧に解説されており、現場で“そのまま使える”実践的プロセスが学べます。
3. 実技中心の「補高評価」×「歩行修正」
ベッド上での評価 → 実際に補高インソールを挿入 → 骨盤傾斜・歩行変化を観察
墜落タイプ/乗上げタイプの違いを動画で比較しながら修正技術を学ぶ
実際の補高mm単位の調整を行い、歩行の安定化・頸部正中化の変化を検証
こんな方におすすめ
腰痛・股関節痛・膝痛の「原因が掴めない」症例を担当している方
姿勢・歩行を構造から評価し直したいセラピスト
脚長差の“補高”を感覚でなく根拠を持って決定したい方
実技を通して評価技術を磨きたい方
【講師概要】
脚長差には「機能性脚長差」と「構築性脚長差」があります。評価方法として立位での骨盤の触診、伏臥位での測定、直接足底板での前屈テスト、歩行評価があります。また機能性の見極めとして、全身のアライメントチェエク、さらには骨格特性の確認など多様な項目が必要です。
つまり、脚長差はTMDやアリスサインなどの項目の結果だけでは判断できない複雑なものです。様々な代償を起こしていますので、臨床的な経験と網羅的な全身評価がないと間違う可能性が高くなります。
今回は、実際の評価現場を見ていただきその奥深さと、ある意味での難しさを理解していただければと思います。脚長差という現象自体も、やはり前進性の評価の中で初めて判断できるという事実を確認してもらえたらと思います。
シルバー・ゴールド会員:無料(要申込)
1999年 理学療法士取得
1999年~2005年 慈恵医科大学附属第三病院、柏病院勤務
2005年~2011年 永生会永生クリニック、老人保健施設マイウェイ四谷勤務
2008年 ポールスター・ピラティス・リハビリテーションコース修了
2009年 米国ヨガアライアンス200時間登録
2011年 八王子にヨガ・ピラティスのスタジオ ”TAKT EIGHT”設立
2012年 予防運動療法研究会設立
2013年 予防医学を実現する会社 ”株式会社P3”設立
2014年 一般社団法人日本ヘルスファウンデーション協会設立
同年 シュロスセラピスト取得
2014年 米国ヨガアライアンスE-500時間登録
2019年 シュロスベストプラクティス取得
【資格】
ヨガ;E-RYT500、sVIYASA YTIC
ピラティス;ポールスターピラティスコンプリヘンシブコース修了
側弯症;シュロスセラピスト、シュロスベストプラクティスインストラクター
医療・介護;理学療法士、元介護支援専門員、福祉住環境コーディネーター2級
その他;温泉利用指導者、食品衛生責任者
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