• 園部俊晴臨床コース
  • 園部俊晴臨床コース2nd

2nd第20クール:【症例】様々な症状を訴える症例の評価と治療

PLUS会員専用

商品説明

【講義内容】
「常に腰が痛い」と訴える患者に対して、一時的な対処で症状が改善しないケースは少なくありません。本講座では、慢性腰痛と右殿部〜大腿部のつっぱり感を訴える症例を題材に、「力学的破綻の構造的背景」と「治療の優先順位の見極め」を徹底的に掘り下げていきます。
症状の本質を捉えるためには、腰椎・骨盤・股関節・大腿部といった複数の関節・筋の連動を俯瞰し、どの部位の機能不全が中心的に痛みを生んでいるのかを見極めることが重要です。本講座では、腰部の安定性低下や股関節伸展制限、大腿筋膜張筋の緊張、内転筋群の代償的過活動など、複合的な因子がどのように力学連鎖を乱し、痛みを慢性化させるのかを論理的に解説しています。
また、単に疼痛部位にアプローチするのではなく、「なぜそこに痛みが出続けるのか?」という問いに対して、動作観察・触診・整形外科的テストを用いた評価を通じて仮説を立て、戦略的に介入していく過程が提示されます。治療は、股関節可動域の再獲得から骨盤帯の動的安定性の改善、さらには筋膜連結の調整に至るまで、階層的に構築されており、臨床応用性の高い内容となっています。
痛みが“慢性化”している症例に対し、「構造×病態×力学」の三位一体で問題を捉える視点が得られる講座です。
どこに着目し、どう介入すべきかに迷う場面が多いセラピストにとって、臨床の引き出しを大きく広げてくれる内容です。

【講義一覧】
(1)経過と問診
(2)歩行と予測
(3)常にある腰痛の第3水準の評価
(4)殿部から大腿のひどい突っ張りと痛みに対する第3水準の評価
(5)膝のつまり感に対する第3水準の評価
(6)腰部・殿部・膝の私のテクニックまとめ
(7)病態と力学の関連
(8)直接的評価とインソールパッド
(9)治療の考え方と実際

✳︎コンテンツ利用にはPLUS会員の登録が必要です。
Subheading

おすすめセミナー